WEB-LABOでもWebデザイナーの年収について考えてみた。

Webデザイナーとは

今週はWebデザイナーの年収についての話題で盛り上がっていました。せっかくなのでWEB-LABOでも、このテーマで少しだけ考えてみた。

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まずは、今週見たページ一覧

探せば他にもあると思うけど、Gunosyはてブで今週見かけたページはこちらです。

 

Webデザイナーとは?

 世界のWebデザイナーの年収が比べられてて、日本のWebデザイナーの年収が低すぎるみたいな話題でした。しかし、そもそもWebデザイナーの定義は一致してるんでしょうか? 

 Webに関する職業もWebプロデューサー、Webディレクター、Webデザイナー、コーダー、Webプログラマーなど様々です。大きい会社では、プランナーやアートディレクターなどもっと細分化されているはずです。また、コーダーについてはマークアップエンジニアと呼ばれたりすることもあります。

 めんどくさくて調べてない私がいうのも何ですが、世界のWebデザイナーの年収を比較といっても、一体どの職種の比較なんでしょうか?Webデザイナーといても国によって捉え方が違うんじゃないか?と思うのは私だけでしょうか?

 世界のWebデザイナーの年収を比較して、そこに何の意味があるのでしょうか? 人と比較して「自分の年収は高い!あるいは低い!」と分かる。高かった場合は優越感?低かった場合は劣等感?を抱く。なんてエネルギーの無駄遣い(笑) 現状を把握し目標との差を埋めるためのリサーチならば意味がある。 でも、ほとんどは比べるだけ!

 

需要と供給の関係

 話が逸れたのでWebデザイナーの年収に戻しましょう。 ホームページも作れる人が増えれば単価は下がるのが当たり前。 制作会社が増えれば価格競争に陥る可能性は高くなるし、クリエイターが増えれば、それを雇う制作会社は給料を安く抑えやすくなる。 需要と供給ってことですね。
 
 制作会社としてもクリエイターとしても強みを作ることが大事なワケ! 他の制作会社ができないこと、他のクリエイターができないことができれば単価は下げなくても仕事はとれるし、安い給料でこき使われることもない。 だから、その強みをどう作るか?ってことが重要になってくる。そして、その強みは更に強化・更新し続けなければならない。

 でも、これってWeb制作に限ったことじゃないんだよね。他の業種でも同じ。「他にはない強み」ありますか?

 

学生は、しっかり企業研究すべし

 Web制作会社って会社によって随分違う。社員数にしたって2~3名でやってることろから、数十名、数百名と大規模なところまである。社員数が少ない会社でも、分業してるところもあれば、プロジェクト単位で分担してることろもある。当然だけど給料や労働時間もピンキリ。入ってからこんなはずじゃなかった!と愚痴るより入る前にとことん調べる。

 調べても、技術力がなけりゃ入れてもらえないわけだから、学生のうちは授業以外でどれだけやれるか?ということになる。 Web制作会社でアルバイトできれば一石二鳥だ。そして、見事入社できたら、とにかく頑張る。

 調べたつもりでも、入ってみなきゃわからないこともある。 残業が多い。休みが少ない。手当が出ない・・・ などなど。 でもね、考え方を変えれば、学校で学びながらお金をもらってると考えることもできる。 ある程度経験を積めば次に行けるから!

 

まとめ

 日本のWebデザイナーの年収もピンキリです。 コーディングしかできなければ、当然年収は低い。コーディングだけよりデザインもできた方が良い。 デザインしかできない人よりクライアントに提案できるデザイナーの方が年収も高くなる。 CMSが使えないデザイナーより使えるデザイナーの方が年収は高くなる。 できることの幅を広げることも大事だが、スキルのクオリティもアップすることも忘れない。

 日本のWebデザイナーの年収が低いと嘆く前に、自分のスキルアップに力を入れよう! そうすれば移籍することもできるし、独立だってできる。 未来は、やってくるものではなく、みずから作るもの!

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