本当にセンスがないのかな?経験が足りないだけじゃない?
- 2013/03/13
「センスや才能がない」と諦めている方へ!それって単なる思い違いかもしれません。
まずは、○○することが大事! その○○とは?
ある程度までは数をこなすことで上達する
確かに向き不向きは存在する。しかし、ある程度までは数をこなすことで上達する。算数や数学が苦手でも問題を繰り返し繰り返し解けばできるようになるし、解くスピードもアップする。持久走が苦手でも毎日何キロも走れば確実に早くなるし、絵を描くのが苦手でも毎日何枚も描いていれば、それなりに上手くなる。
もちろん数をこなすことで上達するのも限界はあると思います。様々な分野でトップレベルを目指すのであれば、数をこなすだけでは難しく、適性というものが必要だと思います。でも、適性があるだけでもダメで、他人の何倍も数をこなす努力があってこそトップレベルまで登りつめることができる。
センスとは経験である
「センスとは経験である」とは、一時期よく学生に言ってた言葉です。 プログラミング、3DCG、Webなど、私も様々なことにチャレンジしてきました。 そんな中で学んだことが「センスとは経験である」ということ。
なんでも、最初は上手くできません。 3DCGをやっていた時も最初はなかなか上手く作れませんでしたが、根気よく続けているうちにそれなりに作れるようになりました。
Webについてもそうです。 私が最初にHTMLに触れたのは1995年頃でした。 そして、1996年ぐらいから趣味でホームページを作るようになりましたが、最初に作ったホームページは酷いものでした(汗)
結局、どれだけ本気で数をこなして経験を積むことができるか?なんだと思います。 人間は誰だってラクをしたい生き物です。でも、「プロ野球選手になりたいなぁ」と思うだけではなれないのと同じで、ちょっとやったぐらいではプロレベルにはなれないんです!
人の3倍やる!
帝国ホテル村上料理長の推薦により、弱冠20歳で駐スイス日本大使館の料理長に就任された三國清三さんもこんなことをおっしゃってます。
人に追いつき追い越すには、人の三倍やらなきゃダメ。
三國清三(フランス料理シェフ)
デザイナーに限らず、上を目指すということは、そういうことなんだと思います。 既に業界で働いている人たちに追いつくためには2倍!そして追い越すためには3倍やるという覚悟が必要。
才能という言葉は、挫折した人の言い訳
ちょうど今読んでいる電子書籍にもこんなことが書いてありました。
ある分野で成功をおさめた人は、「適性=成功」ということを感覚的によく理解しているので、「自分には××の才能があった」とはめったに口にしません。
逆に、ある分野で挫折した人は、「自分には××の才能がなかった」とあらゆるところでグチをこぼしています。
才能という言葉は、挫折した人の言い訳のためにある言葉なのです。
精神科医が教える!潜在能力を引き出す25の心得
樺沢紫苑(著)
ある程度結果を出している人は、何もせずにその結果が出せたわけではありません。 人よりも数をこなす訓練をしたからこそ、その結果が出せるようになったんです。だから、最初から才能があったとは言わない。努力の大切さを知っているから。
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