Googleは、「世界中の情報を整理し誰もが使いやすくするために、サイトの管理状況を把握してアルゴリズムに反映してるだろうな」と想像するの巻
- 2013/10/24
パンダ、ペンギン、ハミングバード・・・
Googleのアルゴリズムがアップデートされるたびに、サイトの順位が入れ替わったというようなことが話題になってるような気がしますが、皆様いかがお過ごしでしょうか?(笑)
コンテンツ重視の時代が来た!?
Googleがアルゴリズムの大幅なアップデート行うたびに、管理しているサイトの順位が変化したとか、あちこちのブログで書かれます。 当然ですが順位が上がるサイトもあれば、下がるサイトもある。 そして、最近よく言われるのが「コンテンツ重視の時代到来」という言葉です。
パンダやペンギン、そしてハミングバードのアップデートが行われたからじゃなくて、Googleは昔からコンテンツ重視を貫いてきていると思います。従って、Webサイトを制作する側もコンテンツ重視であるべきだったんです。
コンテンツを重視して制作するからこそ、「このページいいね!」と思った人がリンクをしてくれる。 それが、いわゆる自然リンクといわれるものですね。
コンテンツを重視するからこそ、リンクを重要視した
ここ数年のアップデートで、外部リンク重視からコンテンツ重視に変わったのではなく、昔からコンテンツ重視は変わらない。 コンテンツを重視するからこそ、その方法として外部リンクが重要な指標の一つだったということです。
コンテンツを解析することで、どのような内容が書かれているかということは判断できる。 しかし、コンピュータのみではその優劣は判断しづらい。 そこで、人間の判断を取り入れることで、より精度を高めようとしたわけ。
人間の行動として、面白いページや役に立つページを見つけたらホームページからリンクしたりブログで紹介したりします。 今ならSNSに書いたりといった具合です。 Googleは、そういったリンクを人気投票のような感じで扱うことで、サイトの評価に取り入れた。
サイト内部の更新は、制作者が自由に行うことができる。 だから内部構造を重要視してしまうと、順位が操作されやすい。 しかし、外部サイトからのリンクは、基本的には自由に行うことができない。
Googleの考え方
PageRankの考え方として、
良質なページから多くリンクされているページは、やはり良質である。
というものがあります。
これは、2つに分解することができます。
「良質なページからリンクされているページは良質である」
「多くのページからリンクされているページは良質である」
リンクの質と量です。 有名で良質なサイトからリンクされていれば、そのページは良質である可能性が高い。また、沢山のサイトからリンクされているサイトも良質である可能性が高い。
ところが、Webサーバなんか素人でも古いPCさえあれば本やネットを見ながら構築することはできるし、レンタルサーバも安価で容量も大きくなってきた。無料のサーバやブログサービスも増えてきたので、SEOのためにリンクを大量生産することが簡単になってきた。 そうなると、リンクで順位の操作ができてしまう。
世界中の情報を整理し尽くす
Google の使命は、世界中の情報を整理し、世界中の人々がアクセスできて使えるようにすることです。
Googleアナリティクス、そしてウェブマスターツール。 非常に便利なツールだけど、Googleからすれば誰がどのサイトを管理しているかがまるわかりなワケ! 管理者が同じサイト同士のリンクは、リンクの効果を無効にするとかできるし、酷い場合はスパム扱いもできる。
リンクファームをするような人たちは、同じIDで複数のサイトを登録するようなことはしてないとは思いますが、仕事でやる以上同じパソコンからログインログアウトしながら作業する。当然Googleは、ログインIPはチェックしてるはずだから、同じIPからアクセスのあるアカウントは同一アカウントもしくはグループとして認識してるはず。 まぁ、それも私が予想できるぐらいなので、更に踏み台を利用してログインしている業者もいたかもしれませんね。
極めつけはGoogle+
想像の範囲ですが、サイト同士の繋がりを調べ、その精度をあげるためにアカウントの繋がりを調べる。 誰と誰が繋がっていて、新密度はどれぐらいなのか?それを外部リンクの評価に使う。 Googleのサーバに保存されたログを解析すれば、それぐらいはできるはず。
話しがそれましたが、Googleはリンクによるコンテンツ評価の精度を上げるために、様々なサービスを提供し、そこから得られる情報を整理し検索のアルゴリズムに応用してきたと思います。 あくまで想像。
Googleは、検索したユーザにとって有益なページを上位に表示する仕組みを考え続けています。 昔からコンテンツ重視なわけで、リンクは評価に使う手段だったのです。
とはいえ、検索結果の順位はリンクだけで評価しているという単純なものではない。